神戸の戸建てにお住まいの方へ
キッチンリフォーム

神戸の戸建てにお住まいの方へキッチンリフォーム

戸建てのキッチンを
リフォームしたい

戸建て住宅のキッチンリフォームは、毎日の暮らしを大きく変える重要な投資です。築年数が経過した戸建てでは、キッチン設備の老朽化や使い勝手の悪さに悩む方が多くいらっしゃいます。特に神戸エリアの戸建て住宅では、築20年以上の物件も多く、キッチンの刷新を検討される方が増えています。
キッチンは家族が集まる場所であり、料理をする方にとっては1日の中で最も長く過ごす空間でもあります。使いにくいキッチンで過ごす時間のストレスは、想像以上に生活の質に影響を与えるものです。また、老朽化した設備は水漏れや故障のリスクも高まり、突然の修理費用が発生することもあります。
現代のシステムキッチンは機能性とデザイン性が大幅に向上しており、収納力や作業効率、お手入れのしやすさなど、あらゆる面で快適性が増しています。戸建てならではの自由度を活かせば、対面式への変更や大胆なレイアウト変更も可能です。理想のキッチン空間を実現することで、料理の時間が楽しくなり、家族とのコミュニケーションも自然と増えていくでしょう。

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戸建てのキッチンリフォームの対応エリア

神戸市を中心に、兵庫県内全域で戸建てのキッチンリフォーム・リノベーション工事を承っております。
神戸市でリフォーム会社をお探しなら、ぜひ当社にご相談ください。 当社は、神戸市全域を対応エリアとしており、 東灘区、灘区、中央区、兵庫区、長田区、須磨区、垂水区、西区、北区のどこにお住まいのお客様でも、迅速に対応いたします。
また、神戸市だけでなく、 尼崎市、西宮市、芦屋市など、 兵庫県内全域を対応エリアとしておりますので、 お気軽にお問い合わせください。
具体的な対応エリアは以下の通りです。

対応エリアについて
  • 神戸市

    東灘区 灘区 中央区 垂水区 兵庫区 長田区 須磨区 西区 北区

  • その他兵庫県

    尼崎市 西宮市 芦屋市 伊丹市 宝塚市 川西市 三田市
    明石市 加古川市 高砂市 姫路市 など

その他のエリアの方もお気軽にお問い合わせください。

戸建ての
キッチンリフォームの流れ

  • お問い合わせ

    STEP 01

    お問い合わせ

    まずはお気軽にお電話またはメール、お問い合わせフォームよりお問い合わせください。
    ご要望やご不明な点など、お気軽にお聞かせください。

  • 無料相談・現地調査

    STEP 02

    無料相談・現地調査

    お客様のご要望やご自宅の状況を詳しくお伺いするため、 ご自宅に訪問し、現地調査を行います。
    リフォームに関するご質問やご不安な点など、何でもお気軽にご相談ください。

  • プランニング・お見積り

    STEP 03

    プランニング・お見積り

    現地調査の結果に基づいて、 お客様に最適なリフォームプランとお見積りを作成し、ご提案いたします。
    プラン内容にご不明な点があれば、お気軽にご質問ください。

  • ご契約

    STEP 04

    ご契約

    プラン内容にご納得いただけましたら、ご契約となります。
    契約内容をしっかりとご確認いただき、ご署名・ご捺印をお願いいたします。

  • 着工・お引き渡し

    STEP 05

    着工・お引き渡し

    いよいよリフォーム工事開始です。 工事が完了したら、お客様立会いのもと最終確認を行い、お引き渡しとなります。
    その後も、アフターサービスで末永くサポートいたします。

こんな悩みはありませんか?
戸建てキッチンリフォームのよくある相談

キッチンが狭くて使いにくい

キッチンの狭さは、毎日の料理を苦痛にしてしまう大きな要因です。調理スペースが限られていると、まな板を置くだけで作業台がいっぱいになってしまい、食材や調理器具を置く場所に困ります。複数人で料理をしようとすると身動きが取れず、効率が悪くなってしまいます。
特に古い戸建て住宅では、キッチンが独立した小さな空間として設計されていることが多く、現代の調理スタイルには合わないケースが目立ちます。食器洗い機や電子レンジなど、当時は想定されていなかった家電が増えたことで、さらに狭さが際立つようになりました。冷蔵庫を置くと通路が狭くなり、すれ違うのも大変という声もよく聞きます。
狭いキッチンの解決策としては、隣接する部屋との間仕切りを撤去して空間を広げる方法や、L型やペニンシュラ型などのレイアウト変更によって作業スペースを確保する方法があります。戸建てはマンションと違って構造的な自由度が高いため、大胆な間取り変更も可能です。キッチンを広くすることで、料理中のストレスが大幅に軽減され、家族との会話も弾むようになるでしょう。

収納が足りない・動線が悪い

収納不足と動線の悪さは、キッチンの使い勝手を大きく左右する要素です。食器や調理器具、食材のストックなど、キッチンには驚くほど多くのものを収納する必要がありますが、古いキッチンでは収納スペースが圧倒的に不足しがちです。その結果、調理台の上に物が溢れ、作業スペースがさらに狭くなるという悪循環に陥ってしまいます。
動線の悪さも深刻な問題です。冷蔵庫からシンク、コンロへの移動距離が長かったり、食器棚が遠くて何度も往復しなければならなかったり。こうした非効率な動線は、料理にかかる時間を無駄に増やし、疲労の原因にもなります。特にシンク・コンロ・冷蔵庫を結ぶ「ワークトライアングル」が適切でないと、調理効率は著しく低下するのです。
最近のシステムキッチンは収納機能が大幅に進化しており、引き出し式の深型収納や昇降式の吊り戸棚、コーナー部分を有効活用できる回転式収納など、限られたスペースを最大限に活用できる工夫が満載です。また、リフォーム時に動線を見直すことで、調理から片付けまでの流れがスムーズになり、キッチンでの時間がぐっと快適になります。

老朽化・設備の故障が気になる

築15年以上経過した戸建てでは、キッチン設備の老朽化が顕著になってきます。水栓から水漏れがしたり、排水の流れが悪くなったり、コンロの火力が弱くなったりと、様々な不具合が出始めるのがこの時期です。こうした小さな故障を放置すると、突然の大きなトラブルにつながるリスクがあります。
特に注意が必要なのは、目に見えない部分の劣化です。シンク下の配管や床下の水漏れは気づきにくく、発見した時には床材が腐食していたというケースも少なくありません。また、換気扇やレンジフードの経年劣化は、油汚れの蓄積と相まって火災のリスクを高めます。ガスコンロの場合は、不完全燃焼による一酸化炭素中毒の危険性もあるのです。
老朽化した設備は修理よりもリフォームのタイミングと考えるべきでしょう。部分的な修理を繰り返すより、システムキッチンごと交換した方が長期的にはコストパフォーマンスが良く、最新の省エネ設備によって光熱費の削減も期待できます。さらに、新しいキッチンは掃除がしやすく、日々のお手入れの負担も軽減されるため、清潔で安全な環境を保ちやすくなります。

対面キッチンにしたいが可能か不安

壁付けキッチンを対面式に変更したいというご要望は、非常に多くいただきます。対面キッチンなら、料理をしながら家族との会話を楽しんだり、小さなお子さんの様子を見守ったりできるため、家族のコミュニケーションが自然と増えるからです。しかし、本当に自分の家で対面キッチンが実現できるのか、不安を感じる方も多いでしょう。
対面キッチンへの変更には、いくつかの検討ポイントがあります。まず、キッチンとリビング・ダイニングの間取りが十分に広いかどうか。対面式にすると、キッチンの背面にも通路スペースが必要になるため、全体で最低でも10畳程度の広さが望ましいのです。また、換気や排気の計画も重要で、対面式にすることで調理時の煙やにおいがリビングに流れやすくなる可能性があります。
戸建ての場合、構造上の制約はありますが、マンションと比べると柔軟な対応が可能です。耐力壁の位置によっては壁を撤去できない場合もありますが、ペニンシュラ型(片側が壁に接するタイプ)なら実現しやすいケースが多いです。配管の延長工事が必要になることもありますが、床下空間にゆとりがある戸建てなら比較的スムーズに対応できます。まずは専門業者による現地調査を受けて、具体的な可能性を確認することをおすすめします。

戸建てのキッチンリフォームを
失敗しないための基礎知識

戸建てキッチンリフォームでできること

戸建てのキッチンリフォームでは、マンションでは難しい大胆な変更が可能です。最も大きな利点は、レイアウトの自由度が高いこと。キッチンの位置を大きく移動させたり、隣の部屋と統合して広々としたLDKを作ったりすることができます。配管の延長工事も、床下や天井裏にスペースがあるため比較的容易に行えるのです。
設備面では、システムキッチン全体の交換はもちろん、コンロやIHクッキングヒーター、食器洗い機、水栓など個別の設備更新も可能です。最新の機能を持つ設備に交換することで、調理効率が上がり、省エネにもつながります。また、収納を増やすための造作工事や、パントリー(食品庫)の新設なども、スペースさえあれば実現できます。
内装面では、床材や壁材の変更、照明計画の見直し、窓の追加や拡張なども検討できます。キッチンだけでなく、隣接するダイニングやリビングとの一体感を持たせるデザインにすることで、家全体の雰囲気を一新することも可能です。さらに、断熱性能の向上や床暖房の導入など、快適性を高める工事も同時に行えば、より満足度の高いリフォームになるでしょう。

マンションリフォームとの違い

戸建てとマンションのキッチンリフォームには、大きな違いがあります。最も重要な違いは、構造上の制約の少なさです。マンションでは管理規約による制限があり、配管の位置変更が難しかったり、床の段差を作れなかったりすることが多いのですが、戸建てでは基本的にオーナーの判断で自由に工事ができます。
配管の自由度も大きく異なります。マンションでは排水管の勾配を確保するため、キッチンの移動範囲が限られますが、戸建ては床下空間を活用できるため、かなりの距離を移動させることが可能です。ただし、浄化槽の位置や排水の流れは考慮する必要があります。また、ガス管や電気配線の変更も、戸建ての方が柔軟に対応できます。
換気設備についても違いがあります。マンションでは共用の換気ダクトを使用するため、排気能力に制限がある場合がありますが、戸建ては外壁に直接排気口を設けられるため、強力な換気システムの導入も可能です。音の問題も、戸建ては隣家との距離があるため、マンションほど気にする必要がありません。このように、戸建てならではの利点を最大限に活かせば、理想のキッチン空間を実現しやすいのです。

戸建てのキッチンリフォームが必要になるタイミング

キッチンリフォームを検討すべきタイミングは、いくつかのサインで判断できます。最も分かりやすいのは、築年数です。一般的にシステムキッチンの耐用年数は15〜20年程度とされており、この時期を過ぎると様々な不具合が出始めます。水栓の水漏れ、排水の詰まり、扉の建付けの悪さなど、小さなトラブルが頻発するようになったら、リフォームのサインと考えてよいでしょう。
ライフスタイルの変化も重要なタイミングです。子どもが独立して夫婦二人の生活になった、逆に二世帯同居を始めることになった、在宅勤務が増えて家で料理する機会が増えたなど、生活パターンが変わると、キッチンに求める機能も変わってきます。また、高齢になって立ち仕事がつらくなってきた場合は、バリアフリー対応のリフォームを検討するタイミングでもあります。
設備の進化も見逃せません。10年前と比べても、システムキッチンの機能や省エネ性能は大きく向上しています。食器洗い機の節水性能、IHクッキングヒーターの安全性と調理性能、レンジフードの静音性と省エネ性能など、最新設備に替えることで得られるメリットは計り知れません。光熱費の削減効果を考えれば、早めのリフォームが結果的にお得になることもあるのです。

戸建てのキッチンリフォーム工事内容

設備のリフォーム

設備のリフォームは、キッチンの機能を直接向上させる工事です。最も一般的なのは、システムキッチン全体の交換で、シンク、コンロ、収納キャビネット、ワークトップなどを一式新しくします。既存のキッチンを撤去し、新しいシステムキッチンを組み立てて設置する工事で、通常は2〜5日程度で完了します。
部分的な設備更新も可能です。ガスコンロをIHクッキングヒーターに変更したり、古いレンジフードを最新の静音タイプに交換したり、水栓をタッチレス式やハンドシャワータイプに変えたりと、ピンポイントで機能を改善できます。食器洗い機の新規設置や交換も人気の高い工事で、家事の時短と水道光熱費の削減につながります。
給湯器の交換も、キッチンリフォームと同時に行うことが多い工事です。特にガス給湯器からエコキュート(電気式)への変更や、最新の高効率ガス給湯器への交換は、長期的な光熱費削減効果が期待できます。浄水器の設置や、ディスポーザー(生ゴミ処理機)の導入なども、快適性を高める設備工事として検討する価値があるでしょう。これらの設備更新は、毎日のキッチン作業を劇的に楽にしてくれます。

キッチン周辺の内装のリフォーム

内装のリフォームは、キッチンの見た目と清潔性を大きく改善します。床材の張り替えは、特に重要な工事です。キッチンの床は水や油で汚れやすく、長年の使用で劣化が進んでいることが多いため、掃除しやすく耐水性の高い素材への変更がおすすめです。フロアタイルやクッションフロア、タイル張りなど、予算と好みに応じて選べます。
壁面のリフォームも効果的です。コンロ周りの壁は油汚れが付着しやすいため、キッチンパネルやタイルを貼ることで、お手入れが格段に楽になります。最近は、デザイン性の高いキッチンパネルも豊富にあり、空間の印象を大きく変えることができます。また、壁紙(クロス)の張り替えも、キッチン全体の雰囲気を一新するには効果的です。
天井や照明の見直しも忘れてはいけません。キッチンの天井は油煙で汚れやすいため、壁紙の張り替えや塗装を行うと、空間が明るく清潔になります。照明は作業性に直結するため、手元を明るく照らすダウンライトやスポットライトを適切に配置することで、調理がしやすくなります。さらに、窓の新設や拡張、内窓の追加なども、明るさと断熱性の向上につながる有効な工事です。

キッチンのレイアウトのリフォーム

レイアウト変更は、キッチンの使い勝手を根本から変える大規模な工事です。壁付けキッチンを対面式に変更する、I型をL型に変更する、独立型キッチンをオープンキッチンにするなど、キッチンの配置そのものを変更します。この工事には、配管や配線の移設、場合によっては間仕切り壁の撤去や新設も含まれます。
間取りの変更を伴うレイアウトリフォームでは、隣接する部屋との関係も見直します。ダイニングキッチンをLDKに統合したり、小さな和室をキッチンに取り込んで広々としたパントリーを作ったりと、家全体の動線を改善できます。ただし、戸建てでも耐力壁(構造上重要な壁)は撤去できないため、建物の構造を事前に確認する必要があります。
配管の大幅な移動も、レイアウト変更では避けられません。給水管、排水管、ガス管などを延長したり、ルートを変更したりする工事が必要です。特に排水管は勾配を確保しなければならないため、床下の状況によっては制約が出ることもあります。また、換気ダクトの位置も変わるため、外壁への排気口の新設工事も発生します。こうした大がかりな工事は費用も工期もかかりますが、完成後の満足度は非常に高いものになるでしょう。

戸建てのキッチンリフォームに
かかる費用相場

キッチンの設備を部分的にリフォームしたときの費用相場

部分的な設備のリフォームは、比較的手頃な価格で実施できます。コンロの交換であれば、ガスコンロからガスコンロへの交換は5万〜15万円程度、ガスコンロからIHクッキングヒーターへの変更は15万〜30万円程度が相場です。IHへの変更は電気工事が必要になるため、費用が高くなります。
レンジフードの交換は10万〜25万円程度、水栓の交換は3万〜10万円程度、食器洗い機の設置は工事費込みで15万〜35万円程度が目安です。シンクのみの交換や、ワークトップ(天板)のみの交換も可能で、それぞれ10万〜30万円程度かかります。これらの部分リフォームは工期も短く、1〜3日程度で完了するため、気軽に実施できるのが魅力です。
浄水器の取り付けは3万〜8万円程度、ディスポーザーの設置は15万〜25万円程度が相場となっています。また、キャビネットの扉だけを交換するリフォーム(扉交換リフォーム)も人気があり、30万〜60万円程度でキッチンの印象を大きく変えられます。部分的なリフォームを組み合わせることで、予算に応じて段階的に改善していくことも可能です。

費用が高くなるケース・安く抑えるコツ

キッチンリフォームの費用が高くなる主な要因は、高級グレードの設備を選ぶこと、大幅なレイアウト変更を行うこと、そして配管の大規模な移設が必要になることです。特に海外製の高級システムキッチンや、オーダーメイドのキッチンを選ぶと、標準グレードの2〜3倍の費用がかかることもあります。また、キッチンの位置を大きく移動させる場合、配管延長工事や電気工事、床・壁の補修工事が加わるため、費用は膨らみやすいのです。
費用を抑えるコツは、まず設備のグレードを見直すことです。システムキッチンには通常、低価格帯、中価格帯、高価格帯の3つのグレードがあり、基本的な機能は低価格帯でも十分に備わっています。本当に必要な機能だけを選び、見栄えだけで高級グレードを選ばないことが重要です。また、既存のキッチンと同じ位置・サイズで交換すれば、配管工事を最小限に抑えられます。
複数の業者から見積もりを取ることも、コストダウンには欠かせません。同じ工事内容でも、業者によって20〜30%程度の価格差が出ることは珍しくありません。ただし、極端に安い見積もりには注意が必要で、工事内容が省略されていたり、低品質の材料が使われていたりする可能性があります。実績のある信頼できる業者を選び、適正価格で質の高い工事をしてもらうことが、長期的には最もコストパフォーマンスが良いのです。

追加費用が発生しやすいポイント

キッチンリフォームでは、工事を始めてから予想外の追加費用が発生することがあります。最も多いのが、既存の床や壁の劣化が見つかるケースです。キッチンを撤去してみたら、床下が水漏れで腐食していた、壁の内部にカビが発生していたなど、隠れた部分の問題が明らかになることがあります。こうした場合、補修工事が必要になり、10万〜50万円程度の追加費用がかかることもあるのです。
配管の状態も、追加費用の原因になりやすいポイントです。古い配管を再利用しようとしても、劣化が激しくて交換せざるを得ないケースや、想定していた経路での配管設置ができず、大幅なルート変更が必要になるケースがあります。また、電気容量が不足していて、分電盤の増設や主幹ブレーカーの交換が必要になることもあります。
構造的な制約も、追加費用につながります。対面キッチンへの変更を計画していても、耐力壁が邪魔で撤去できない、梁の位置が低くてレンジフードが設置できないなど、工事を進める中で判明する構造上の問題です。これらを解決するには、代替案の検討や補強工事が必要になります。こうしたリスクを減らすためには、契約前にしっかりと現地調査を行い、予備費として見積もり金額の10〜15%程度を確保しておくことをおすすめします。

システムキッチンを
交換したときの費用相場

I型キッチンの費用相場

I型キッチンの費用相場

I型キッチンは、シンク・コンロ・作業台が一直線に並んだ最もスタンダードな形状です。コンパクトで設置しやすく、費用も比較的抑えられるため、予算を重視する方に人気があります。壁付けタイプでも対面式タイプでも採用でき、戸建てでもマンションでも最も広く使われているレイアウトです。
I型キッチンの交換費用は、50万〜150万円程度が相場です。低価格帯のシンプルなシステムキッチンなら50万〜80万円程度、中価格帯で機能性を重視したタイプなら80万〜120万円程度、高価格帯でデザイン性や最新機能を備えたタイプなら120万〜150万円以上になります。間口(幅)は一般的に2.4m〜2.7m程度ですが、間口が広くなるほど価格は上がります。
I型キッチンのメリットは、動線がシンプルで作業しやすいこと、そして費用対効果が高いことです。限られた予算でも、中価格帯のシステムキッチンを選べば、食器洗い機やタッチレス水栓、静音レンジフードなど、便利な機能を十分に備えることができます。コンパクトなキッチンスペースにも対応しやすく、工事期間も短いため、初めてのキッチンリフォームに最適な選択肢と言えるでしょう。

L型キッチンの費用相場

L型キッチンの費用相場

L型キッチンは、シンクとコンロが90度の角度で配置される形状で、作業スペースが広く取れるのが特徴です。コーナー部分を有効活用でき、複数人での作業もしやすいため、料理好きの方や家族で一緒に調理することが多いご家庭に適しています。シンクからコンロへの移動距離が短く、効率的な動線を確保できるのも魅力です。
L型キッチンの交換費用は、65万〜180万円程度が相場となります。I型より設置面積が広く、コーナーキャビネットなどの専用パーツが必要になるため、同じグレードでもI型より15万〜30万円程度高くなる傾向があります。低価格帯なら65万〜95万円程度、中価格帯なら95万〜140万円程度、高価格帯なら140万〜180万円以上が目安です。
L型キッチンを選ぶ際の注意点は、コーナー部分の収納の使い勝手です。通常の扉だと奥まで手が届きにくいため、回転式の収納棚やスライド式の引き出しなど、コーナーを有効活用できる工夫が施されたキャビネットを選ぶことをおすすめします。また、L型は壁付けでも対面式でも設置できますが、対面式にする場合は十分なスペースが必要です。広めのキッチンスペースがあるなら、L型は非常に使い勝手の良い選択肢になるでしょう。

ペニンシュラ型キッチンの費用相場

ペニンシュラ型キッチンの費用相場

ペニンシュラ型キッチンは、キッチンの一部が壁に接し、もう一方がリビング・ダイニング側に突き出した形状です。ペニンシュラとは「半島」という意味で、その名の通り半島のように突き出たレイアウトが特徴です。対面式キッチンの一種ですが、完全に独立したアイランド型より設置しやすく、戸建てのキッチンリフォームで人気が高まっています。
ペニンシュラ型キッチンの交換費用は、75万〜200万円程度が相場です。対面式にするための工事(間仕切り壁の撤去、床・壁の補修、配管の延長など)が加わるため、I型より費用が高くなります。低価格帯なら75万〜110万円程度、中価格帯なら110万〜160万円程度、高価格帯なら160万〜200万円以上となります。さらに、背面にカウンター収納を設置する場合は、20万〜50万円程度の追加費用が必要です。
ペニンシュラ型の最大のメリットは、料理をしながら家族とコミュニケーションが取れることです。小さなお子さんがいるご家庭では、リビングで遊ぶ子どもを見守りながら調理できるため、安心感があります。また、カウンター部分を簡単な食事スペースとして活用したり、配膳・片付けの動線が短くなったりと、実用面でも優れています。対面式にしたいけれど完全なアイランド型は難しいという場合、ペニンシュラ型が理想的な選択になるでしょう。

アイランド型キッチンの費用相場

アイランド型キッチンの費用相場

アイランド型キッチンは、壁に接することなく、キッチンが完全に独立して配置されるレイアウトです。島(アイランド)のように空間の中央に配置されるため、四方から作業ができ、開放感と存在感が抜群です。デザイン性が高く、モダンでスタイリッシュな空間を作りたい方に人気がありますが、実現には広いスペースと予算が必要です。
アイランド型キッチンの交換費用は、100万〜300万円以上が相場です。キッチン本体の価格に加え、配管や換気ダクトを床下や天井を通して延長する工事、十分な換気能力を持つレンジフードの設置、床や天井の補修工事など、多岐にわたる工事が必要になるためです。低価格帯でも100万〜150万円程度、中価格帯なら150万〜220万円程度、高価格帯なら220万〜300万円以上かかります。
アイランド型を設置するには、LDK全体で20畳以上の広さが理想的です。キッチンの周囲に通路を確保する必要があり、狭い空間に無理に設置すると圧迫感が出てしまいます。また、調理中の煙やにおいがリビングに広がりやすいため、強力な換気設備が不可欠です。コストは高いものの、ホームパーティーが好きな方や、キッチンを住まいの中心にしたい方にとっては、最高のレイアウトと言えるでしょう。広々とした戸建てならではの贅沢な選択肢です。

キッチン周辺の内装を
リフォームしたときの費用相場

キッチン本体の交換だけでなく、周辺の内装も一緒にリフォームすることで、空間全体が生まれ変わります。床材の張り替えは、6畳程度のキッチンスペースで10万〜25万円程度が相場です。クッションフロアなら比較的安価で、フロアタイルやタイル張りにすると費用は上がりますが、耐久性と高級感が増します。キッチンの床は水や油で汚れやすいため、掃除しやすい素材を選ぶことが重要です。
壁面のリフォームでは、キッチンパネルの設置が5万〜15万円程度、壁紙(クロス)の張り替えが3万〜8万円程度、タイル張りが10万〜30万円程度となります。コンロ周りは特に汚れやすいため、耐熱性と清掃性に優れたキッチンパネルやタイルを選ぶことをおすすめします。デザイン性の高い素材を選べば、キッチンの印象をガラリと変えることができます。
天井のクロス張り替えや塗装は3万〜7万円程度、照明器具の交換・追加は3万〜15万円程度が目安です。キッチンは手元を明るく照らす必要があるため、ダウンライトやペンダントライトを適切に配置することで、作業効率が大幅に向上します。内装工事は比較的短期間で完了し、キッチン本体の交換と同時に行えば、トータルでの工期も延びません。内装まで一新することで、まるで新築のような美しいキッチン空間が実現できるのです。

キッチンのレイアウトを
大幅に変更したときの費用相場

キッチンの位置を大きく移動させたり、独立型からオープンキッチンに変更したりする大規模なレイアウト変更では、150万〜400万円以上の費用がかかることが一般的です。この費用には、システムキッチン本体、配管延長工事、電気工事、間仕切り壁の撤去・新設、床・壁・天井の補修工事、換気ダクトの延長工事などが含まれます。
特に費用が高くなるのは、キッチンを大きく移動させる場合です。たとえば、北側の壁際にあったキッチンを南側のリビング側に移動させるような工事では、給水管・排水管・ガス管(またはIH用の電気配線)をすべて延長しなければなりません。排水管は勾配を確保する必要があるため、場合によっては床の高さを調整する工事も発生します。こうした大規模な配管工事だけで50万〜100万円以上かかることもあるのです。
間取り変更を伴うリフォームでは、構造の安全性を確保することが最優先です。耐力壁を撤去する場合は、必ず構造補強を行わなければなりません。また、建築基準法に適合しているか確認し、場合によっては建築確認申請が必要になることもあります。工期も2〜4週間程度と長くなり、その間キッチンが使えなくなるため、生活面での対策も必要です。大規模なレイアウト変更は費用も手間もかかりますが、理想の住まいを実現できる大きなチャンスでもあります。

戸建てキッチンリフォームの
種類とレイアウト

壁付けキッチン

壁付けキッチンは、キッチンが壁に沿って設置されるレイアウトで、日本の住宅で長く使われてきた伝統的なスタイルです。調理する人は壁に向かって作業することになり、背後にダイニングテーブルやリビングスペースが広がります。コンパクトなスペースでも設置しやすく、限られた面積を効率的に使えるのが最大の特徴です。
壁付けキッチンのメリットは、ダイニング・リビングスペースを広く確保できること、そして費用を抑えやすいことです。対面式に比べて配管の延長が少なく、間仕切り壁の撤去も不要なため、工事費用も工期も抑えられます。また、調理に集中しやすく、壁面収納を充実させやすいという利点もあります。キッチンとダイニングの距離が近いため、配膳や片付けの動線もシンプルです。
一方で、調理中に家族の様子が見えにくい、リビング・ダイニングから調理の様子や手元が丸見えになりやすいといったデメリットもあります。しかし、最近では壁付けキッチンの良さが再評価されており、あえて壁付けを選ぶ方も増えています。限られた予算で最大限の広さを確保したい方、調理に集中したい方にとっては、壁付けキッチンが最適な選択になるでしょう。

対面式キッチン・アイランドキッチン

対面式キッチンは、調理する人がリビング・ダイニング側を向いて作業できるレイアウトの総称です。料理をしながら家族と会話ができたり、テレビを見たり、子どもの様子を見守ったりできるため、家族のコミュニケーションが自然と増えます。現代のライフスタイルに最も適したキッチンスタイルとして、新築やリフォームで圧倒的な人気を誇っています。
対面式キッチンには、片側が壁に接するペニンシュラ型と、完全に独立したアイランド型があります。ペニンシュラ型は比較的省スペースで設置でき、費用も抑えやすいのが特徴です。一方、アイランド型は四方から作業ができる開放感が魅力ですが、広いスペースと高い予算が必要になります。どちらも、キッチンが空間の主役になる存在感のあるレイアウトです。
対面式キッチンのメリットは、何と言ってもコミュニケーションの取りやすさです。料理を作りながら家族と会話を楽しんだり、来客時にゲストとおしゃべりしながら料理を振る舞ったりと、キッチンが家族の集まる楽しい場所になります。カウンター部分を軽食スペースとして使えるのも便利です。ただし、手元が見えやすいため常に片付けておく必要がある、調理中の煙やにおいがリビングに広がりやすいといった注意点もあります。十分な換気設備と日頃の整理整頓が、対面式キッチンを快適に使うコツです。

I型(壁付け/対面式)キッチン

I型キッチンは、シンク・コンロ・作業台が一直線に並ぶ最もシンプルなレイアウトです。壁付けでも対面式でも設置でき、間口(幅)は一般的に2.4m〜2.7m程度が標準的です。動線が直線的で分かりやすく、限られたスペースでも設置しやすいため、戸建てでもマンションでも最も広く採用されています。
I型キッチンの壁付けタイプは、キッチンスペースをコンパクトにまとめられるのが最大のメリットです。ダイニング・リビングを広く取れるため、家全体の空間効率が良くなります。費用も抑えやすく、50万〜150万円程度で十分な機能を備えたシステムキッチンに交換できます。一方、I型の対面式タイプは、壁付けより15万〜30万円程度高くなりますが、コミュニケーションの取りやすさというメリットが得られます。
I型キッチンを選ぶ際のポイントは、作業動線です。理想的な配置は、冷蔵庫→シンク→作業台→コンロの順で、調理の流れに沿って並んでいることです。また、シンクとコンロの間に60cm以上の作業スペースがあると、調理がしやすくなります。I型はシンプルゆえに使いやすく、初めてのキッチンリフォームにも安心して選べるレイアウトです。

L型(壁付け/対面式)キッチン

L型キッチンは、シンクとコンロが90度の角度で配置されるレイアウトで、作業スペースが広く、効率的な動線を確保できるのが特徴です。コーナー部分を中心に、シンクとコンロへの移動距離が短くなるため、調理中の動作が少なく、疲れにくいという大きなメリットがあります。料理好きの方や、家族で一緒に調理することが多いご家庭に特におすすめです。
L型キッチンは壁付けでも対面式でも設置できます。壁付けL型は、2面の壁を利用して設置するため、コーナー部分の収納を有効活用でき、収納力が高いのが魅力です。対面式L型は、一方を壁付けにし、もう一方を対面式にするパターンが一般的で、作業スペースの広さとコミュニケーションの取りやすさを両立できます。
L型キッチンを選ぶ際の注意点は、コーナー部分の使い勝手です。通常の扉では奥まで手が届きにくいため、回転式棚やスライド式収納など、コーナーを有効活用できる専用キャビネットを選ぶことが重要です。また、L型はI型より設置面積が広いため、最低でも4.5畳以上のキッチンスペースが必要です。十分なスペースがあれば、L型は非常に使い勝手の良い選択肢になるでしょう。

ペニンシュラ型(対面式)キッチン

ペニンシュラ型キッチンは、キッチンの一部が壁に接し、もう一方がリビング・ダイニング側に突き出した形状の対面式キッチンです。半島(ペニンシュラ)のように突き出た配置が特徴で、完全に独立したアイランド型より設置しやすく、費用も抑えやすいため、戸建てのリフォームで人気が高まっています。
ペニンシュラ型の最大のメリットは、対面式の開放感とコミュニケーションの取りやすさを、比較的コンパクトなスペースと手頃な費用で実現できることです。壁側に換気ダクトや配管を通せるため、アイランド型より工事が簡単で、費用も75万〜200万円程度と、アイランド型の半分から3分の2程度に抑えられます。また、壁側を背にして作業できるため、手元が多少散らかっていても目立ちにくいという利点もあります。
ペニンシュラ型を設置する際は、キッチンの背面に食器棚やカウンター収納を配置することが多いため、キッチンとのクリアランス(通路幅)を十分に確保することが重要です。理想的には90cm〜120cm程度の通路幅が必要で、全体で10畳以上のスペースがあると快適に使えます。対面式にしたいけれど予算やスペースが限られているという方には、ペニンシュラ型が最適な選択になるでしょう。

アイランド型(対面式)キッチン

アイランド型キッチンは、壁に接することなく、完全に独立して配置される対面式キッチンの最高峰です。島(アイランド)のように空間の中央に配置され、四方から作業ができる開放感と、モダンでスタイリッシュなデザイン性が最大の魅力です。キッチンが住まいの主役になる、存在感のあるレイアウトと言えるでしょう。
アイランド型の大きなメリットは、複数人で一緒に調理がしやすいことです。四方から作業ができるため、家族や友人と一緒に料理を楽しんだり、ホームパーティーで料理を振る舞いながらゲストと会話したりと、キッチンが社交の場になります。また、視覚的な開放感が抜群で、LDK全体が広々と感じられるのも大きな魅力です。デザイン性の高いキッチンを中心に、おしゃれで洗練された空間を作ることができます。
ただし、アイランド型を設置するには、LDK全体で20畳以上の広さが理想的です。キッチンの周囲に通路を確保する必要があり、狭い空間に無理に設置すると圧迫感が出てしまいます。また、費用は100万〜300万円以上と高額で、配管や換気ダクトを床下や天井裏に通す大がかりな工事が必要です。調理中の煙やにおいがリビングに広がりやすいため、強力な換気設備も不可欠です。コストもスペースも必要ですが、広々とした戸建てならではの贅沢な選択肢であり、理想のキッチンを実現したい方には最高のレイアウトと言えるでしょう。

戸建てのキッチンリフォームに
おける工期の目安

キッチンのリフォームにかかる工期の目安

キッチンリフォームの工期は、工事の規模によって大きく異なります。最も短いのは、コンロや水栓などの設備を部分的に交換する工事で、半日〜1日程度で完了します。レンジフードの交換は1日程度、食器洗い機の設置は1〜2日程度が目安です。こうした小規模な工事なら、日常生活への影響も最小限に抑えられます。
システムキッチン全体を交換する標準的なリフォームでは、2〜5日程度の工期が一般的です。既存のキッチンを撤去するのに半日〜1日、新しいキッチンを設置・組み立てるのに1〜2日、配管や電気工事に半日〜1日、内装の仕上げに半日〜1日というスケジュールです。同じ位置・サイズでの交換なら短期間で済みますが、サイズを変更したり、配管の位置を変えたりする場合は、もう1〜2日長くなることもあります。
大規模なレイアウト変更を伴うリフォームでは、2〜4週間程度の工期が必要です。間仕切り壁の撤去や新設、配管の大幅な延長、床・壁・天井の補修工事などが加わるため、工事が複雑になります。特に、構造補強が必要な場合や、建築確認申請を行う場合は、さらに時間がかかることもあります。長期間の工事になる場合は、仮設キッチンの設置や外食の頻度が増えるなど、生活面での対策が不可欠です。

キッチンのリフォーム工事中の過ごし方

キッチンリフォーム工事中は、当然ながらキッチンでの調理ができなくなります。短期間の工事なら外食やお弁当、デリバリーで対応できますが、1週間以上の長期工事になる場合は、仮設キッチンの設置を検討するのも一つの方法です。カセットコンロと簡易シンクがあれば、簡単な調理や食器洗いができます。電子レンジや電気ケトルは別の部屋に移動させておくと便利です。
工事期間中は、職人さんが頻繁に出入りするため、貴重品の管理や子どもやペットの安全確保にも注意が必要です。特に解体工事中は粉塵が舞うため、隣接する部屋の家具や家電は養生シートで保護してもらうか、別の部屋に移動させておくと安心です。また、工事の騒音や振動も避けられないため、小さな子どもや高齢者がいるご家庭では、日中は外出するなどの工夫も検討しましょう。
業者との円滑なコミュニケーションも、工事をスムーズに進めるポイントです。毎日の作業開始時と終了時に、その日の作業内容や進捗状況を確認し、疑問点があれば遠慮なく質問しましょう。また、工事の音が響く時間帯については、近隣への配慮も忘れずに。事前に挨拶をしておくことで、トラブルを防げます。工事期間は確かに不便ですが、新しいキッチンが完成する楽しみを思い浮かべながら、前向きに乗り切りましょう。

戸建てのキッチンリフォーム時の注意点

最新設備が必ずしも最適とは限らない

最新のシステムキッチンは魅力的な機能が満載ですが、すべての機能が自分にとって必要とは限りません。高額な最新設備を導入しても、実際にはほとんど使わない機能があったというケースは少なくないのです。タッチレス水栓、自動洗浄機能付きレンジフード、IoT対応の家電など、便利そうに見えても、本当に自分のライフスタイルに合っているか冷静に判断することが重要です。
特に注意が必要なのは、メンテナンスやランニングコストです。高機能な設備ほど、故障時の修理費用が高額になったり、専用の消耗品が必要になったりすることがあります。また、操作が複雑すぎて使いこなせないという問題も起こりえます。高齢のご家族がいる場合は、シンプルで直感的に操作できる設備の方が、長期的には満足度が高いかもしれません。
設備選びで大切なのは、自分の調理スタイルや家族構成に合った機能を見極めることです。毎日料理をする方なら、手入れのしやすさや作業効率を重視すべきですし、料理の頻度が少ない方なら、基本的な機能に絞って費用を抑える方が賢明です。ショールームで実物を見て、実際に触れてみることで、本当に必要な機能が見えてくるでしょう。

将来の家族構成・ライフスタイル変化を見据える

キッチンリフォームは、一度実施すると10年以上は使い続けることになります。そのため、現在の家族構成やライフスタイルだけでなく、5年後、10年後の変化も視野に入れて計画することが重要です。子どもが小さい今は対面キッチンが便利でも、独立後は夫婦二人の生活になることを考えると、収納や動線の優先順位が変わってくるかもしれません。
将来的に在宅勤務が増える可能性がある、親との同居を考えている、高齢になった時の使いやすさも考慮したいなど、予想される変化をリストアップしてみましょう。たとえば、高齢になった時のことを考えるなら、立ち座りの負担を軽減できる座って作業できるカウンタースペース、腰をかがめずに使える昇降式の吊り戸棚、滑りにくい床材などが有効です。
また、リセールバリュー(将来の売却時の価値)も考慮に入れるべきです。あまりに個性的すぎるデザインや特殊な設備は、自分は気に入っていても、将来家を売却する際に敬遠される可能性があります。ある程度スタンダードなデザインを基本に、自分らしさを加えるバランスが、長期的には賢明な選択と言えるでしょう。

建物構造によってできる工事・できない工事がある

戸建てのリフォームは自由度が高いと言われますが、建物の構造によってはできない工事もあります。最も重要なのが耐力壁の存在です。耐力壁は建物を支える構造上重要な壁で、地震や風などの力に抵抗する役割を持っています。この壁は撤去できないため、対面キッチンにしたくても耐力壁が邪魔になる場合は、別の方法を考えなければなりません。
木造在来工法、2×4工法、鉄骨造、RC造など、建物の構造によって制約は異なります。特に2×4工法は壁全体で建物を支える構造のため、壁の撤去に大きな制約があります。また、築年数が古い建物では、現在の建築基準法に適合していない部分があり、リフォーム時に追加の補強工事が必要になることもあります。
工事の可否を判断するには、専門家による構造調査が不可欠です。建築士や構造設計士に現地調査を依頼し、希望するリフォームが実現可能かどうか、必要な補強工事は何かを確認しましょう。構造に関わる判断を誤ると、建物の安全性に関わる重大な問題につながります。信頼できる専門家のアドバイスを受けながら、安全で実現可能なプランを立てることが何より大切です。

配管・配線の位置変更には制限がある

キッチンの位置を変更する際、配管と配線の移設が大きな課題になります。給水管と排水管、ガス管(またはIH用の電気配線)、換気ダクトなど、すべてを新しい位置まで延長する必要がありますが、物理的・技術的な制約があることを理解しておかなければなりません。
特に注意が必要なのは排水管です。排水は重力で流れるため、適切な勾配(1メートルあたり1〜2センチの傾斜)を確保しなければなりません。キッチンを遠くに移動させるほど、排水管を長く延長する必要があり、床下空間の高さが不足すると勾配が取れなくなります。その場合、床を一段高くするなどの対策が必要になり、費用も工期も増加します。
電気容量も確認が必要です。IHクッキングヒーターや食器洗い機など、消費電力の大きな設備を導入する場合、既存の分電盤の容量では不足することがあります。分電盤の増設や、電力会社との契約容量の見直しが必要になるケースもあります。また、換気ダクトの延長にも限界があり、あまり長くすると換気効率が低下してしまいます。こうした技術的制約を踏まえた上で、実現可能なレイアウトを検討することが重要です。

キッチンのレイアウト変更は動線設計が重要

キッチンの使い勝手を決める最も重要な要素の一つが動線設計です。冷蔵庫からシンク、シンクからコンロ、コンロから配膳場所への移動がスムーズでないと、調理効率が大幅に低下し、毎日のストレスにつながります。理想的な動線は、「ワークトライアングル」と呼ばれる、冷蔵庫・シンク・コンロを結ぶ三角形の各辺の合計が360cm〜660cm程度に収まることです。
動線を考える際は、調理の流れを具体的にシミュレーションしてみましょう。冷蔵庫から食材を取り出す→シンクで洗う→まな板で切る→コンロで調理する→盛り付ける→ダイニングテーブルに運ぶ、という一連の動作が無駄なく行えるかチェックします。複数人で調理する場合は、お互いが邪魔にならない十分な通路幅(90cm以上)があるかも重要です。
また、冷蔵庫の位置は特に慎重に決めるべきです。調理動線の邪魔にならず、かつダイニングやリビングからもアクセスしやすい場所が理想的です。ゴミ箱の配置場所や、食器棚・パントリーへの動線も忘れてはいけません。こうした細かい動線設計は、図面だけではイメージしにくいため、可能であればショールームで実物大のキッチンを体験したり、マスキングテープで床に実寸大の配置図を描いてみたりすると、より具体的に検討できます。

収納量だけでなく使いやすさを考慮する

キッチンリフォームで収納を増やしたいという要望は非常に多いのですが、収納量だけを重視すると、かえって使いにくいキッチンになってしまうことがあります。大切なのは、適切な場所に適切な収納があることです。よく使う調理器具や食器は、最も取り出しやすい位置に収納し、たまにしか使わないものは少し不便な場所でも構いません。
吊り戸棚は収納量を増やせる便利な設備ですが、高い位置にあるため、重いものや頻繁に使うものの収納には不向きです。昇降式の吊り戸棚なら、高齢の方や背の低い方でも使いやすくなります。一方、床下収納は普段使わない季節の食器や保存食の収納に適していますが、取り出しにくいため、頻繁に使うものを入れるのは避けましょう。
引き出し式の収納は、奥まで見渡せて取り出しやすいため、非常に使い勝手が良いです。特に深型の引き出しは、鍋やフライパン、ボウルなど、かさばる調理器具の収納に最適です。また、包丁やカトラリーを整理できる専用の仕切りや、スパイスラックなどの小物収納も、細かい工夫が使いやすさを大きく左右します。収納計画を立てる際は、自分が持っているものをリストアップし、それぞれにベストな収納場所を考えることから始めましょう。

換気・排気計画を怠ると臭いや湿気の原因になる

キッチンの換気計画は、快適な空間を保つために欠かせない要素ですが、意外と軽視されがちです。調理中に発生する煙、蒸気、臭いを効率的に排出できないと、壁や天井に油汚れが付着したり、湿気によるカビやシミの原因になったりします。特に対面式やアイランド型のキッチンでは、調理中の煙やにおいがリビングに広がりやすいため、強力な換気設備が不可欠です。
レンジフードの選択は非常に重要です。換気能力は「風量」で表され、一般的には400〜700㎥/h程度の製品が多いのですが、キッチンの広さや天井高、コンロの種類(ガスかIHか)によって必要な風量は変わります。また、換気ダクトの長さや曲がりの数によっても効率が低下するため、可能な限り短く直線的なルートで外部に排気できるように計画すべきです。
同時給排気の問題にも注意が必要です。強力な換気扇を使うと、室内が負圧になり、給気が不足すると換気効率が低下します。特に気密性の高い住宅では、給気口の設置や給気機能付きレンジフードの採用を検討しましょう。また、24時間換気システムとの兼ね合いも考慮が必要です。適切な換気計画により、クリーンで快適なキッチン環境を維持できるのです。

床・壁・天井の劣化が追加工事になる場合もある

キッチンリフォームでは、既存のキッチンを撤去した際に、隠れていた劣化が発覚することがよくあります。特に築20年以上の戸建てでは、長年の水漏れで床下が腐食していたり、壁の内部にカビが発生していたりするケースが少なくありません。こうした問題が見つかった場合、当初の見積もりには含まれていない補修工事が必要になり、追加費用が発生します。
床の劣化で最も多いのは、シンク下や食器洗い機周辺の水漏れによる腐食です。フローリングや下地材が傷んでいると、新しいキッチンをそのまま設置できないため、床の補修や張り替えが必要です。また、壁紙を剥がしてみたら下地の石膏ボードが湿気で劣化していた、天井裏を確認したら配管から長年水漏れしていたなど、目に見えない部分の問題が工事中に判明することもあります。
こうしたリスクを減らすには、契約前の段階で詳細な現地調査を行うことが重要です。床下点検口から床下の状態を確認したり、壁の一部を開口して内部の状態をチェックしたりすることで、大きな問題は事前に発見できます。また、見積もりに予備費を計上しておくことも賢明です。思わぬ追加工事が発生しても慌てずに対応できるよう、見積もり金額の10〜15%程度の余裕を持っておくことをおすすめします。

断熱性・冬場の寒さ対策も同時に検討する

キッチンの快適性を大きく左右するのが、断熱性能です。特に北側に配置されることが多いキッチンでは、冬場の寒さが深刻な問題になります。床が冷たくて立っているのがつらい、窓から冷気が入ってくる、暖房してもなかなか暖まらないといった悩みは、断熱不足が原因であることが多いのです。
キッチンリフォームは、断熱性能を向上させる絶好の機会です。床の張り替えを行うなら、断熱材を追加したり、床暖房を導入したりすることで、冬場の快適性が劇的に向上します。床暖房は足元から暖かく、エアコンのように空気が乾燥しないため、長時間立ち仕事をするキッチンには最適な暖房設備です。初期費用は高めですが、光熱費の削減効果や快適性を考えれば、十分に価値があります。
窓の断熱対策も重要です。古い単板ガラスの窓は熱損失が大きいため、ペアガラス(複層ガラス)への交換や、内窓の追加を検討しましょう。窓を交換できない場合でも、断熱性の高いカーテンやブラインドを設置するだけでも効果があります。また、換気扇から冷気が入り込むのを防ぐ逆流防止ダンパー付きのレンジフードを選ぶことも、寒さ対策として有効です。快適に料理ができる環境を整えることで、キッチンに立つのが楽しくなります。

予算オーバーを防ぐための優先順位付け

キッチンリフォームを計画していると、あれもこれもと理想が膨らみ、気がつけば予算を大幅にオーバーしてしまうことがよくあります。すべての希望を叶えるのは難しいため、優先順位を明確にすることが成功の鍵です。まず、「絶対に譲れないポイント」と「できれば実現したいポイント」、「なくても困らないポイント」に分けて整理しましょう。
優先順位の付け方としては、機能性>耐久性>デザイン性の順で考えるのが基本です。毎日使うキッチンですから、まず使い勝手の良さを最優先にすべきです。収納量、動線、設備の使いやすさなど、実用面での改善を第一に考えましょう。次に、長く使える耐久性の高い素材や設備を選びます。見た目の美しさやデザイン性は大切ですが、予算が限られている場合は最後の優先順位になります。
予算配分のコツは、システムキッチン本体に全体の50〜60%、工事費に30〜40%、内装や小物に10%程度を目安にすることです。キッチン本体のグレードを1ランク下げるだけで30万〜50万円の削減ができ、その分を工事費や予備費に回せます。また、施主支給(自分で設備を購入して業者に取り付けてもらう)も費用削減の手段ですが、保証の問題やトラブルのリスクもあるため、慎重に判断しましょう。無理のない予算で、満足度の高いリフォームを実現することが大切です。

工事期間中の生活への影響を事前に把握する

キッチンリフォーム工事中は、生活に様々な影響が出ます。最も大きいのは、キッチンが使えなくなることです。工期が2〜3日程度なら外食やデリバリーで対応できますが、1週間以上になると、食費がかさみ、栄養バランスも偏りがちになります。また、食器を洗う場所がなくなるため、洗面所やお風呂場を使うことになり、不便を感じることも多いでしょう。
工事中の騒音や振動も避けられません。解体作業や床・壁の工事では、かなりの音が出ます。在宅勤務をしている方や、小さな子どもがお昼寝する時間帯がある方は、スケジュールを事前に業者と調整しておくことが大切です。また、工事に伴う粉塵対策として、隣接する部屋は養生シートで区切ってもらい、大切な家具や家電は保護してもらいましょう。
さらに、職人さんの出入りに伴う問題もあります。玄関やトイレを使わせる必要があるため、常に清潔に保つ心がけが必要です。また、貴重品の管理や、ペットの脱走防止にも注意が必要です。大規模なリフォームの場合は、一時的にホテルや実家に滞在することも検討する価値があります。事前に影響を十分に把握し、家族全員で協力して乗り切る体制を整えることが、スムーズなリフォームの秘訣です。